CLOVA Note(β版)が終了し、これまで使っていた人は乗り換え先を探していることと思います。結論から言うと、音声をクラウドに送らず手元のMacだけで文字起こしを完結させたいなら、OffReco(オフレコ)が選択肢になります。この記事では、CLOVA Note 終了の事実を簡潔に整理したうえで、移行時に見落としがちな観点と、OffRecoの位置づけをまとめます。
CLOVA Note 終了の事実
CLOVA Note のβ版は、2025年7月31日にサービスを終了しました。2025年2月4日からは新規ノートの作成などが順次制限され、そのまま提供終了に至っています。文字起こしサービスそのものが無くなったわけではなく、後継として LINE WORKS AiNote が提供されています。
つまり「CLOVA Note という名前のサービスは終わったが、同系統のクラウド文字起こしは後継に引き継がれている」というのが実態です。引き続きクラウド型で問題ない人は、後継サービスへ移ればスムーズでしょう。
乗り換え時に見落としがちな観点
サービスを乗り換えるときは、つい「機能が同じか」「無料か」に目が向きがちですが、文字起こしでは次の3点も確認しておくと後悔しにくくなります。
- 音声がどこへ行くか(プライバシー): 多くのクラウド型は、録音した音声をいったん外部サーバーへアップロードして処理します。社外秘の打ち合わせや個人情報を含む面談では、この一点が導入のハードルになります。
- 日本語の精度: 日本語の会議・専門用語にどれだけ強いかは、議事録の手直し量に直結します。
- 月額コスト: 無料プランの制限や、業務で使う場合の継続コストも見ておきたいところです。
特に「音声がどこへ行くか」は、後から変えにくい前提です。社内規定でクラウドアップロードが難しい現場では、ここが乗り換え先選びの分かれ目になります。
OffReco(オフレコ)の位置づけ
OffRecoは、上の「音声をクラウドに送りたくない」という人向けの、別の選択肢です。後継サービスを否定するものではなく、手元で完結させたい人に向いています。
- 完全ローカル: 処理はすべてMacのなかで行うため、音声も文字起こし本文も外部に送りません。機内モードでも文字起こしが動きます(くわしくはプライバシー)。
- 日本語に特化: 日本語に強い Kotoba Whisper をベースにしており、日本語の会議を想定したチューニングがされています。
- 全自動: 会議を自動で検知し、ワンクリックで録音を開始。終了すると自動で文字起こしまで走ります。話者分離(誰が話したか)も付きます。
- 低い入口: 価格は月¥200(年なら¥2,000)で、初月は無料。動作環境はmacOS 14.2以降です。
なお、要約機能は搭載していません。要点をまとめたいときは、できあがった文字起こしをChatGPTやClaudeなどに貼り付けて使う運用が前提です。テキストさえ手元にあれば、整形や翻訳は好きなツールに任せられます。
ローカル文字起こしの全体像は、Macでクラウドに送らず会議を文字起こしする方法でも解説しています。
まとめ
CLOVA Note βは2025年7月で終了し、クラウド型の後継としては LINE WORKS AiNote があります。引き続きクラウドで問題ない人は後継へ。一方で、音声をクラウドに送らず手元で完結させたい人にとっては、完全ローカルのOffRecoが乗り換え先の有力な候補です。日本語に強く、会議を自動検知して全自動、初月無料で試せます。
まずは試してみたい方は、ダウンロードページからどうぞ。
出典:
- ASCII.jp「LINEの文字起こしサービス『CLOVA Note』が終了へ」 https://ascii.jp/elem/000/004/255/4255712/
- ITmedia「『CLOVA Note』β版、2025年7月末で終了」 https://www.itmedia.co.jp/aiplus/articles/2409/18/news196.html